ガード下で焼き鳥三昧
新宿の駅ガード下には、たくさんの焼き鳥屋さんがお店を連ねるディープなエリアがあります。思い出横町という名前もついているのですが、この看板が目に入らない程に、そのお店のたたずまいの方に目を引かれてしまいます。
小さなお店がそれこそ30件以上、並んでいるのですが、その一つ一つがそれぞれ味と雰囲気を持っています。大多数を占めるのが焼き鳥屋さんです。ここをはしごしながら焼き鳥を堪能するのが、グルメな楽しみになっています。
一番おすすめしたいのは、ウッチャンというお店です。ここのモツが本当に美味しいのですが、いつも混んでいます。そして早い時間には売り切れてしまうので、なかなか通うことはできません。それで仕方なく他のお店にも行ってみるようになったのですが、結果として、そうやってはしごするのがむしろ楽しみになっています。
もちろん、一つのお店でじっくり楽しむのも、もちろん良いのですが、はしごをするメリットがあります。まずは、色々な味を楽しめるということ。焼き鳥ひとつ取っても、同じネギマでもタレだったり塩だったり、鶏肉の切り方のボリュームだったりにそれぞれ違いがあります。自分が一番好きな串をいろんなお店で試してみるというのも、こういうエリアだからこそできる楽しみです。串だけではなく、食べ比べしてほしいのが煮込みです。どのお店も、それぞれ煮込み料理を出しています。おそらく、焼くのに時間がかかる焼き鳥以外に、さっと出せるものとして置いてあるというのもあると思うのですが、お客の側としても、寒い今の季節にはたまりません。牛モツ煮込みが定番ですが、ネギがたっぷり入っているのがたまりません。
もう一つが、リーズナブルだということ。一杯二杯飲んで、焼き鳥を数本、それで1000円ちょっと、というお店ばかりですので、気兼ねなくはしごできます。他のお店ではこうは行きません。そして色々なお客さんが、そのエリアをうろうろお店探ししているような場所ですから、お店の方もちょっと一杯、をむしろ歓迎してくれます。
香ばしい焼き鳥を目の前に一杯、この楽しみを何度も繰り返せるなんて、ガード下ならではの醍醐味です。